2018年12月24日

先日の九州旅行について

僕が最後に故郷の長崎を訪れたのは2016年の8月。当時は家族で佐世保や五島に行って美味しいものを食べたり懐かしい人たちに会ったりと充実した時間を過ごしました。

2ヶ月以上前、ジェットスターで長崎行きの格安航空券が売られていることを知り、1万円くらいで往復できるという誘惑に負けて特に用事もないのに長崎に行くことを決めました。

実は僕、2013年ころに博多号で福岡を経由して佐世保まで行ったことがあるのですが、そのときの往復の交通費よりも安い金額でチケットが買えたことは驚きでした。

12月14日

  • 朝4時半に自宅を出発
  • リムジンバスで成田空港第3ターミナル
  • ジェットスターのカウンターで手荷物の重さを量っていただき搭乗手続き
    • 7キロ以上の荷物は追加料金を払わないと機内に持ち込めないところ4.5キロだったのでパス
  • 1万円札と間違えて千円札1枚と数枚のコインしか財布に入れてこなかったため慌ててATMで出金
    • リムジンバスの代金を支払っていたのですでに所持金は30円
    • セブン銀行のATMをみつけられたおかげで問題なく出金完了
  • 定刻より少し遅れて9時10分頃に成田を出発
    • 機内ではひたすら眠って過ごす
  • 11時40分頃に長崎空港到着
    • 迎えに来てくれていた父親と合流して活動開始
  • 寿古珈琲レストランでハンバーグ定食の昼食
    • 20年以上前にコーヒーを飲みに来たことがあるレストラン
    • コーヒーを栽培している温室を見せてもらったことをうっすらと思い出した
  • 14時頃に波佐見町陶芸の館に立ち寄って買い物
    • 湯飲みと置物を3点ずつ購入して自宅へ宅急便で送付
  • 16時頃に墓参りを
    • 親戚のおじさんおばさんに久しぶりにお会いするなど (たぶん13年ぶり)
  • 17時30分頃からふじ若丸で食事
    • 魚も貝も美味しかった
    • なぜかデザートにぜんざい
  • 19時30分に宿泊先であるホテル パラダイス イン 佐々インター到着
    • 子供の頃に訪れたときは佐々は田舎っぽい雰囲気だったような気がしていたけどあまりの環境の変化にびっくり

12月15日

  • 7時30分頃からホテル内のレストランで朝食
    • 僕には和食ばかり勧めた父親が焼きたてのトーストを食べていたのがちょっとショックだった
    • 「僕にもパンがあること教えろよ!」みたいな 笑
  • 11時頃から諫早文化会館に移動
    • 高速道路などが整備されたおかげで佐世保から諫早がとても近くなったことに驚いた
    • あまりにも眠かったので諫早ではほとんど寝ていた
  • 20時頃にさつまラーメンで夕食
    • チャーシュー麺は子供の頃に食べていたときよりも少しだけしょっぱくなったような気がした
    • 長年食べたかったおでんの具の餃子は美味しかった
    • おでんのすじ肉も最高だった
  • 21時頃に宿泊先の佐世保ワシントンホテルに到着
    • 一人で六十餘洲を堪能して就寝 (まだ寝るか)

12月16日

  • 7時30分頃にホテル内のレストランで朝食
    • 長崎名物の皿うどんが食べられると聞いていたのでご馳走になった
  • 11時にホテルをチェックアウトして鳥栖駅経由で博多へ
    • 早岐駅までは電車が後ろ向きに走り、ハウステンボスからの電車と連結して博多に向かうことを懐かしく思いだした
  • 13時頃に鳥栖駅で念願の中央軒のうどんを食べた
    • ロケットニュース24の記事に書かれていたとおりに昔と同じ味だった
    • 32年ぶりに食べたうどんは途中下車したことを後悔しないほどとても美味しかった
  • 博多駅までは快速電車で移動
    • あまりにも眠くて道中のことはほとんど覚えていない
  • 16時30分頃に座談会参加のために薬院町の会場に到着
  • 座談会の後は焼き鳥屋さんで夕食
    • キャベツを特製のたれで食べたのが新鮮だった
    • どうすればお品書きをわかりやすく説明できるかについても話が弾んだ
    • このテーマでは同僚の木達さんが書いておられた飲食店のメニューのアクセシビリティについて思うことという記事を読んでいたこともありとてもタイムリーな話題で楽しかった
    • お三方は月曜日は普通にお仕事だったのに遅くまでお時間をいただいてしまってごめんなさい
  • 23時30分頃に宿泊先の冷泉閣ホテルに到着
    • シャワーを浴びてすぐに就寝

12月17日

  • 5時40分にホテルをチェックアウトして博多バスターミナル
    • 6時40分発のバスで佐世保へ移動
  • 9時頃に父親と合流して三遊亭らっ好さんの落語を聞くために解錠へ
    • 佐世保出身だというらっ好さんの落語はとてもおもしろかった
    • 落語家になりたいとお父様に伝えたときに反対されたエピソード、自分が東京でバンドマンになりたいと両親に話したときに反対されたのと似ているような気がして親しみが持てた
    • 考えてみると、生で落語を聞いたのはこれが初めてかもしれない
  • 14時頃に海きららに移動してお土産屋さんで買い物
  • おまけに中華屋さんで皿うどんを食べて18時過ぎに宿泊先のHotel AZ大村店にチェックイン
    • 夕食を食べて早めに就寝

12月18日

  • 7時頃にレストランで朝食
    • 味噌汁とご飯が特に美味しくて2杯ずつ食べた
    • 8時30分過ぎにチェックアウトして長崎空港へ
    • 後で気がついたことだけど愛用していたBT接続のキーボードを宿泊先に忘れてきた
  • 9時過ぎに到着してお土産を購入
  • 11時50分発の飛行機で成田へ
    • 成田空港からは問題なくバスで最寄り駅に移動
    • やはり移動中はほとんど寝ていたため記憶がない

今回の旅行はタイトなスケジュールだったにもかかわらずとても充実した時間を過ごせた気がします。 久しぶりに父親と長い時間二人で過ごせたことも良い思い出でした。 突然帰省して驚かせてしまったことは申し訳なかったなあと。

それから、なんと言っても福岡で同じような業界で活躍されている方々にお会いできたことはとても素晴らしい経験でした。 ジェットスターのおかげで九州が少し近くなったような気がするので、また是非機会を見つけて遊びにお邪魔したいです。

今回の旅行でお世話になった全ての皆様に感謝しています。 素晴らしい時間をありがとうございました。

posted by Debugon at 06:47| Comment(0) | 日記

2018年12月23日

Backlog World 2019でお会いしましょう!

僕が先日書いた記事「Backlogとスクリーン・リーダーと就労環境のアクセシビリティについて」では、最後に以下のように書きました。

ヌーラボの皆様のアクセシビリティに対する取り組みに感謝しつつ、多くのBacklogユーザーの皆様にもどこかで僕がこのツールをどのように使用しているのかを見ていただけるように、アクセシビリティの啓発活動を続けて参ります。

実はこの部分、来る2019年1月26日に開催される「Backlog World 2019」への登壇をちょっとだけ意識していたのですが、僕たちのセッションの情報が公開されましたので紹介させてください。

もう8年も前の話なのでご存じの方がどれくらいいらっしゃるかわからないのですが、僕は当時株式会社インフォアクシアの植木さんといっしょに「アクセシビリティPodcast 」というコンテンツを発信していました。

Backlog Worldの僕たちのセッションでは、このアクセシビリティPodcastが目指していた、アクセシビリティをもっと身近に感じていただけるようなお話ができたらと考えております。

Backlogのアクセシビリティ改善に興味のある皆様に楽しんでいただけるような時間にしたいと思いますので、是非お誘い合わせの上お越しください。

会場でたくさんの方にお会いできるのを楽しみにしております。

posted by Debugon at 01:55| Comment(0) | Webアクセシビリティ

2018年12月08日

Backlogとスクリーン・リーダーと就労環境のアクセシビリティについて

この記事はBacklog Advent Calendar 2018向けに書いた、いちスクリーン・リーダーユーザーのBacklogに対する考え方の変化を紹介するだらだらと長い文章です。

技術的なお話は出てこないのでさらっと読んでいただける反面、物足りないと感じる方も少なからずいらっしゃるかと思いますが、どうぞご容赦ください。

はじめに

初めて僕の記事を読む方もおられるかもしれないので少し自己紹介をしますと、僕は生まれたころから目が全く見えない全盲の男で、ここ13年くらいは新宿でアクセシビリティ・エンジニアとして仕事をしています。

アクセシビリティ・エンジニアがどんな仕事をしているのかはまたどこか別の機会に書こうと思いますが、僕が働いているオフィスではBacklogを様々なプロジェクトのタスク管理に使用しています。

今回お話しするスクリーン・リーダーとは、コンピューターの画面を、合成音声や点字で表現してくれるソフトウェアです。 Windowsの画面を読み上げられるもの、iPhoneやAndroidデバイスで使用できるものなど、利用者の環境に応じていくつかの種類があります。

僕はこのスクリーン・リーダーを日常の買い物や情報収集だけでなく、お客様とのやりとりや会社でこなす様々な仕事に活用しています。 いわば、30年近く僕がコンピューターを使う際の目の代わりをしてくれている大切なツールなのです。

中でも僕は、Windows用のスクリーン・リーダーであるNVDAを利用しています。 これはオーストラリアのエンジニアを中心としたコミュニティで開発が続けられているスクリーン・リーダーで、NVDA日本語チームが日本語特有の問題に対応した日本語版も提供しています。

誰でも必要なときにダウンロードして使用できるので、近年は僕たちのような視覚障害者だけでなく、自社の製品のアクセシビリティを高めたいと考えているエンジニアの方々にも広く普及しているようです。

Backlogと僕との出会い

僕が初めてBacklogに触れたのは2013年の春頃、会社の社内標準ツールとして導入されたのがきっかけでした。

Backlogはスクリーン・リーダーを介して使用することが難しく、当時の僕は正直なところあまり良い印象を持っていませんでした。 それでも、チームのメンバーといっしょに仕事をする上では避けては通れないツールでしたので、時間を掛けて使い方を覚え、日常の業務にはある程度対応できるところまでになりました。

あるとき、社内のシステム担当者からオフィスで使用しているBacklogをバージョンアップするとの通知が届きました。

一般的に、使っているツールがバージョンアップされると聴くと、こんどはどんな機能が追加されるのだろうとか、使いにくかったこの機能は改善されるだろうかとか、少なからず期待するものだと思いますが、ことBacklogに関して僕が持っていた印象は、「これまでできていたことが今回のバージョンアップでできなくなったらどうしよう」という不安でした。

それまでにも、過去には問題なくできていたことが、バージョンアップ後にできなくなったり困難になったりした経験があったからです。 もちろん、バージョンアップのたびに操作方法を覚え治さなければならなかった経験も少なくはありませんでした。

そんなおり、僕がTwitterで発信したBacklogに関する操作性の不満をRetweetしてくれた知人の紹介で、ヌーラボの橋本様と中村様にお会いすることになったのが去年の12月、スクリーン・リーダーを使っている視覚障害者がどのようにBacklogを操作しているのか、どのようなところに操作性の不満を感じているのかを見ていただく機会を得ました。

1時間ほどお二方にお時間をいただき、僕のつたないデモと説明を熱心に見ていただいた後、僕のBacklogに対する印象が変わりました。 なぜなら、バージョンアップするごとに僕には使いづらくなっていくBacklogでしたので、アクセシビリティのことなど気にもとめていらっしゃらないのではないかと思い込んでいた開発者の方々が、わざわざ福岡から僕の話を聞きにきてくださったことで、これはもしかしたら僕にとってもBacklogが便利なツールになる日が来るのではないかと感じたからです。

今年のリリース情報を受けて

昨年末に橋本様と中村様にお会いしてから月日が過ぎ、現在のバージョンのBacklogもだいぶ僕の手になじんできた頃、Backlogでアクセシビリティの改善が始まったことをリリース情報で知りました。

正直、とてもとてもうれしかったです。 これまで、就労の場面で使用される様々なツールは、どちらかといえばアクセシビリティを意識していないものが多く、僕たちのようなスクリーン・リーダーのユーザーはその使いづらさにじっと耐えるか、そのツールを使うことを諦めるくらいしかありませんでした。

しかし、Backlogの開発チームの方々は僕たちスクリーン・リーダーの利用者をユーザーとしてちゃんと認めてくれていて、そのアクセシビリティを高めるために改善を継続されていることを知り、好感が持てました。

僕はここ数年、スクリーン・リーダーを使っている自分たちの生活の質を向上させるWebアクセシビリティと同じくらい、職場で使用されるツールのアクセシビリティを高める、いわゆる就労環境のアクセシビリティに興味があります。

いつか、Backlogのアクセシビリティの改善が進み、スクリーン・リーダー利用者が「Backlogが導入されているのであれば、自分はこの職場で安心して仕事ができます!」といえるくらい、アクセシビリティの高いツールになることを期待しています。

そして、もし僕がそんなツールのアクセシビリティを高めるようなお手伝いができるのであれば、それは僕にとってもこれからIT業界で働いていこうと考えている後輩スクリーン・リーダーユーザーにとっても素晴らしいことだと考えています。

来年もその先も、僕がBacklogを快適に使い続けられるように、国内だけでなく世界中の働く視覚障害者のスタンダードなツールとしてBacklogが活用される日が来るように願っています。

ヌーラボの皆様のアクセシビリティに対する取り組みに感謝しつつ、多くのBacklogユーザーの皆様にもどこかで僕がこのツールをどのように使用しているのかを見ていただけるように、アクセシビリティの啓発活動を続けて参ります。

posted by Debugon at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 支援技術